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2022年12月20日 / 最終更新日時 : 2022年12月19日 wpmaster NEWSLETTER

Newsletter vol.5 無人化工場 

長沼 恒雄

 アスカカンパニーでは自社の事例を紹介しながら,生産を無人化するための手法などをシェアするスクールを数年前から開催している.人手不足や働き方改革などを背景に受講される企業が増加している.今回は無人で工場を動かすための概念的なものを説明したい.

 人手不足の解消,生産性の向上のために無人化工場を創るという話をよく聞くが,これを目的に設定する事については懐疑的である.「夜勤作業をなくして,夜は寝る」というのが,アスカの無人化工場取組みの原点である.今でいう「Well-being」の一要素である.

 私は家業がプラスチック成形をしていたこともあり,大学の夏休みなどに工場でアルバイトをしていた.当時は12時間勤務で午後8時から午前8時までの夜勤作業に従事した.主な仕事は原料の補給,箱替え,機械のトラブルからの復帰であった.当時は現在のように自動化は進んでおらず,特に夜勤はとてもキツイ労働であったことを今でも鮮明に記憶している.

 それから数年が経ち、私が正社員として働き始めた40年ほど前にPLCが市場に出始めた.オムロン社のS6,その後のC20という機種にはお世話になり,かなり高度な制御が可能であった.カメラを使った画像検査装置も同様にオムロン社のものを実装することができた.産業用のロボットは中小企業には高価すぎたが,それでも三菱電機製のムーブマスターを生産ラインに投入することができた.そして,主要な生産装置である成形機にも光ケーブルを使ったシリアル通信によりショットごとのログデータを取得,PCへの保存も可能であり,実験的にデータをとりながら1台の成形機を無人稼働した.

このように当時から一応の無人化や自動化は実現していたものの、プログラム技術は高度で全社に展開するには骨が折れた.PLCなどもPCから直接プログラムが書けず、装置の下に潜り込んで暗い場所で作業をするなど、何をするにも時間がかかった.また、リアルタイム性も乏しく、GUIに至っては今とは全く比べ物にならない代物だった.

 それから40数年間、アスカカンパニーでは継続的に自動化に貢献する技術や装置を導入してきた.その間、IoTは言うまでもなく、ロボットやプログラムの技術も高度化・汎用化し、その技術を使いこなせる人材が増え,次世代へ継承も容易になってきた.単純作業を機械が代替した分、人間が自由につかえる時間は格段に増加した.その結果「手を動かす仕事」から「考える仕事」が製造現場の中心になってきている.仕事の変化に伴い,マネジメント手法も時代とともに進化している.最近使われる指標で例えると、KGIは「8時間の工場の無人運転」,KPIは「成形機のチョコ停〇回/日」などとして目標管理やQC活動を実践することが重要になってきている.

 「生産工場を無人運転したい」と考える人(特に経営層)は,その目的を明確にすることが最も重要であると考える.私の場合は「従業員の皆さん,夜は家で寝ましょう」であるが,さて皆さんは如何?

長沼 恒雄,博士(情報科学)・MBA

アスカカンパニー株式会社 代表取締役 兼 CTO(最高技術責任者)

株式会社サクラクレパスで品質管理を担当.その後,父親の経営するアスカカンパニー株式会社に転職し,アメリカの現地法人社長などを経て,2代目の後継者として約20年間社長として会社を牽引.現在は3代目の弟の長沼誠に社長をバトンタッチ.

Ken Naganuma, Ph.D.(Information science),MBA

Executive Director and CTO, Aska Company Co.,Ltd.Prior to working at Aska company, he was working at quality control department of Sakura color products corp. Aska company was founded by his father in 1968 and he became the president of a local subsidiary in the U.S. He has led Aska company in Japan as the president for about 20 years. He is now passing the baton to his younger brother, Makoto Naganuma, the third-generation president.

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